スパークリングウォーター　効果

　炭酸水とは、炭酸ガスが含まれた水のことです。海外の天然水に多く、土地によって発泡感も違います。炭酸ガスの割合が多い水は、スパークリングウォーターと呼ばれ、海外では多くの人に飲まれています。日本は炭酸ガスが含まれた地層が少ないので、ごく一部の地域でしか炭酸水を摂ることができません。日本産の天然炭酸水をあまり見かけないのはこのためです。近年、炭酸水の効果を多くの人が注目するようになり、若い人を中心に飲む人が増えています。

・疲労回復
　炭酸水には、疲れた体を癒す効果があります。炭酸は、疲労の原因物質である乳酸を除去する働きを持っているからです。人は運動をすると、体の中で酸素と脂肪を燃焼させます。その結果として発生するのが乳酸で、体の疲れを感じさせたり、疲労回復の妨げとなります。運動をしたあとは、炭酸水を飲むと、炭酸が乳酸を体の外へ出してくれるので、疲労回復に効果があります。

・血行をよくする
　炭酸には、体の冷え・むくみ・肩こりなどを解消する効果があります。これらの症状は血行不良からくるものなので、代謝を活発にすることが一番の解決法です。炭酸水のガスは、血中の二酸化炭素濃度を上げ、体内の酸素濃度を高めます。その結果、血流がアップし新陳代謝が活発になるので、手足の先まで体を暖かくしてくれます。軽い運動と炭酸水の組み合わせで体質改善の効果を期待できます。

　体に合うおいしい水を選ぶポイントは、「おいしい」と自分が感じることです。少しでも違和感を感じたら、別の水を選びましょう。水をおいしく飲む方法は、最適な温度で飲むことです。人が水をおいしく飲める冷たさは、一般的に5〜12℃くらいだといわれています。炭酸水（スパークリングウォーター）の場合は、炭酸をおいしく味わえるように、やや冷たくして飲むのがおすすめです。